離婚が子供の与える影響とは

離婚に子供は巻き込みたくない

どれだけ嫌い合って、憎しみ合っても、子供がいれば中々離婚の決意は出来ません。

 

どちらかが子供にとって著しく有害である場合は別ですが、その有害と言うのも、当人同士の主観ですから判定は困難でしょう。

 

大人である親は子供を扶養する義務があります。離婚はその前提より上に来る事はあり得ません。
また、法的にモラル的にと言う事とは別に、子供に愛情があるなら「したいから」と言う理由ですべきではありません。

 

大人は子供を庇護しなければなりません。
したいからするでは、子供の存在は全く無視されていると言えます。
子供がいる場合の離婚は、必ず100%子供にとって何が大事なのかを推し量ってしなければなりません。
故に上述した子供に有害であることが第三者の目から見ても明らかである場合のみ許されることなのです。

 

それ以外はどんな理由があろうと、夫婦生活を営むことで、本人達が死ぬほどの苦しみを味わおうと、ストレスで気が変になろうと、耐え抜いて子供の成育にのみ邁進しなければならないのです。

 

それが、子供を産んだ、人としての最低限の義務です。
子供に有害であると言う事以外で、子供がいるにも関わらず離婚した人間は、どれほど同情すべき原因があろうと、そうされた子供以上に同情できる事は何一つありません。

 

子供がいる場合は、全てにおいて事情も行動原理も変わると知るべきです。